今回はクループ症候群についてです。本当に怖かった・・・。
※にゃぐははは医療従事者ではありません。医者から口頭で言われたことなどをまとめているだけなので、間違いなどもあるかもしれません。体験談ですのでこれを鵜呑みにされずに、心配な場合はお医者さんへ受診してくださいね!
これはもしかしてクループ!?呼吸がうまくできなくて苦しみ続ける息子
本当に本当に苦しそうで、次男の息が止まってしまうんじゃないかと不安にかられました・・・。
でも止まらなくてよかった。元の元気な次男に戻ってよかった・・・。
始まりは突然に・・・。クループとは?
その日はとても次男、元気でした。床をズリバイしながら思いっきり長男とともに遊んだ後に、長男と一緒に録画してた映画を見て(と言っても次男はほとんど別のことして遊んでいましたが)、授乳しながらお昼寝し始めた次男。はっきり言ってすこぶる元気でした。病気のびの字もないくらい。
それがお昼寝して5分くらいで激しく泣きながら起きました。「あ〜起きちゃったか〜。もう一回寝かしつけないと・・。」と次男を抱いたのですが、そこで呼吸音が変な事に気がつきました。
ギャーーーー!!となく間にオウッオウッというオットセイのような泣き声をあげていました。このオットセイのような泣き声で思い当たる病気に「クループ症候群」があります。頭の中にこの病気の名前が浮かびました。
クループとは?
Wikipediaには以下のようにあります。
クループ (英: croup, laryngotracheobronchitis) は、急性の喉頭狭窄により吸気性喘鳴や犬吠様咳嗽、嗄声、吸気性呼吸困難などを呈する疾患の総称。
喉が炎症をおこして腫れるなどして狭くなり、息がうまく吸えなくなる状態です。クループの特徴としては、 オットセイのような泣き声や犬が吠えるような声とがあります。オウッオウッとかケンケンなどです。我が家の次男はオットセイ系でした。なので犬のような声はどんなものかわかりません。本当に動物園のオットセイみたいな声でした。
ただ、冬や夜間に発生することが多いので、夏の昼になんで?とも思いました。
クループの原因って?
こちらもWikipediaより抜粋。
クループは通常、ウイルス感染により惹き起こされると考えられている。
パラインフルエンザウィルスと呼ばれるウィルスが喉について感染した際にこんな状態になるらしいです。ウィルス以外には反復性クループと呼ばれる、原因のはっきりしていないクループがあるそうです。
ウィルス性のクループの場合:
- 少しずつ悪化していく
- 風邪の症状もある
- パラインフルエンザウィルスなどに感染した場合に起こる
- 感染さえしなければ繰り返さない
反復性クループの場合:
- 兆候なく急に悪化する
- 風邪の症状はない
- 小学校入るまでよくわからんタイミングで繰り返しクループが発生する
- 原因はわかっていない(アレルギーかも?って言われているが確証なし)
今回の次男は
- 風邪を全くひいていない、
- 急激に悪化した
と言う理由から、「反復性クループの可能性がある。すると、今後どのタイミングで起きるかわからないから、お母さん怖いよね。」と言う診断をいただきました・・・。
でもWikipediaには「反復性クループ」って載ってませんね。なんでだろう。
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恐怖!すごいスピードで悪化していった
クループだ!と思った私は、すぐさま近所に住む婆ちゃんに車を出すように要請しました。また、合わせて病院に電話しました。保険証や乳児医療証や財布などをカバンに入れて、さあ、抱っこしようと思い、次男を見ました。
そこで見たのは、さっきまでのただオウッオウッと泣いているだけの状況から一転、うまく呼吸ができずに「ヒューヒューオウッオウッ」と苦しむ次男の姿でした。本当に顔色も悪くなっています。抱っこを下ろして準備などしている時間はたった3分ほどだったと思います。そのすごく短い時間で急激に悪化していっていました。
胸がベコベコ!?呼吸が苦しい証拠
胸をみると激しく波打つようにベコベコと動いていました。これは呼吸がうまくできずにいる状態です。苦しそうな息子の表情と呼吸、この胸のベコベコを見て、これは本当にマズイ状態だと感じました。
先生もノータイムで吸引準備
病院に着くとすぐに「クループです!先に診察をお願いします!」とお願いしました。順番を守っていると息子の命を守れないと判断したからです。ただ、昼前だったのもあり、誰も待っていなかったので、そんなこと言わなくてもすぐさま見てもらうために中に入れました。
先生は次男の呼吸を聞くなり、「あ、これはクループだ。吸入の準備して!」と診察する前から看護師さんに指示を出されていました。胸の動きを見て、聴診器を当てたらすぐに準備のできた吸入をしてもらいました。ボスミンと言うお薬の入った吸入です。
吸入をすると、さっきまでうまく泣けないくらい苦しそうにしていた次男が泣き始めました。ギャーーー!!!と言う泣き声を出し始めた次男を見て、「あ、よかった。息できている。」と思って、今まで抑えていた涙が出てきてしまいました。
本当によかった・・・。
入院一歩手前?結構やばい状態だった。
泣き始めた次男も、少しすると呼吸がすごく楽になったおかげで、すやすやと眠り始めました。安心して「よかった・・・。これで大丈夫ですね。」と言うと、先生が
「いや、この薬は15分くらいで体の外に排出されてしまうから、その時にもう一度起きるかもしれないよ。今からステロイドの薬も出すけど、多分薬局に行ったくらいで時間が経つから。そこで発作が起きたらすぐに戻ってきて。吸引してから入院になるから。」
救急車呼んでもいいの?クループで救急車を呼ぶ目安
今回病院に行ってお医者さんから「今回のは救急車を呼んでも医者に「お母さん、よく呼んでくれた!」と言われるくらいの症状だったよ。僕のところは病棟はないから入院させないけど、病棟のある病院だったら念のため入院になるレベルだったね。」と。
ここで次回に備えてどんな状況なら救急車を呼んでもいいのか聞きました。
胸がベコベコしたら呼んでもいい
とのことでした。次からはベコベコしてたら呼びます。だって、たまたま婆ちゃんが家にいて、車だと5分もかからない病院で処置ができたからよかったけど、どれもタイミングがずれていたら・・・と考えると怖くて仕方ありません。。。
ここで一句
救急車 躊躇いせずに 呼びましょう
〜にゃぐはは心の俳句〜
クループかどうかが不安なら・・・
オットセイのような〜とか犬の鳴き声のような〜とか言われても、本物を聞いたことないと「わからない」場合もあるでしょう。日中に近所の病院に行くならともかく、夜病院がしまった頃に発生するクループさん。遠くの夜間救急にいつでも簡単に行けるわけではありません。
- タクシーで行く必要がある(電車やバスが終わった、車がない、お酒を飲んでいるなど)
- 救急まで1時間以上かかる
- 病気をもらうのも怖い
- まだ元気そうにも見える
- 過去に医者に「なんでこんなんで来たの?」的なことを言われた
などなどで「なんでもないなら、行かないほうがいいかも・・」と考えてしまうかもしれません。でも、本当に「問題がある」時にそれでは困ってしまいます。
そこでオススメの判断方法を・・。それは・・
です。
ほとんどの県で夜間実施しています。しかし、こちらのページをみると、0時以降はやっていない県もありますね・・・。
小児救急でんわ相談以外でもいいので、看護師に電話できる公共サービスを利用して、子供の呼吸音を聞いてもらい判断してもらえばいいのです。
私は、2年ほど前の冬に長男がクループらしき咳をしだした時に、確認してもらいました。
追記:
※#8000は繋がりにくい場合があるというコメントをいただきました!繋がらない場合もあるので、#8000以外にも、自治体独自の救急サービスの電話があったりするので、住んでいる自治体については確認してメモをとっておくことをおすすめします。
他にもYouTubeなどの動画サイトでクループ咳の動画を参照するというのも方法の一つです。ただ、動画と子供を見比べての自己判断になるので、少しでも不安があれば医療機関へご相談ください。
追記:
※#8000は繋がりにくい場合があるというコメントをいただきました!繋がらない場合もあるので、#8000以外にも、自治体独自の救急サービスの電話があったりするので、住んでいる自治体については確認してメモをとっておくことをおすすめします。
他にもYouTubeなどの動画サイトでクループ咳の動画を参照するというのも方法の一つです。ただ、動画と子供を見比べての自己判断になるので、少しでも不安があれば医療機関へご相談ください。
おまけ:なんでクループ知ってたの?
すでにクループをよく知っているような感じで漫画に出てくるにゃぐははですが、実はすでに長男でも恐怖を味わっていたのでよく知っていました。ただ、ここまで苦しそうになることはなかったので、今回はかなり驚きと恐怖に支配されてしまいましたが・・・。
長男もクループと思われることが何度かありました。全て冬の夜です。オットセイのような咳をしだしたので、電話相談などで相談した結果、夜間救急にかかりました。今回と同様に病院にて吸入を行い、持ち帰りの薬として内服のステロイドを処方されました。
長男もクループと思われることが何度かありました。全て冬の夜です。オットセイのような咳をしだしたので、電話相談などで相談した結果、夜間救急にかかりました。今回と同様に病院にて吸入を行い、持ち帰りの薬として内服のステロイドを処方されました。
その時の長男は軽症だったのか、以下のことをしているうちに状況が改善しました。
- 涼しい屋外に出る
- 縦抱っこ
- 泣き止ませる
温めるよりも冷やす、横にするより縦にするほうが良さそうでした。が、次男の場合はそんなことしたところで危険水域まで言っていましたので、まあ、気休め程度です。
長男の場合は、病院に着く頃にはマシになったので、軽症だったんでしょうね・・・。
まとめ
一言です。
クループだと思ったら、即病院
お願いします。
ちなみに、クループ事件のおまけの話も書きました〜。
クループ事件の時の話のおまけ
クループ事件のおまけ記事
こちらはクループの1年後の夏にも大きな病気にかかったレポ・・・・夏怖い・・・
陣痛みたいに不機嫌!?1歳児が腸重積になったレポ① - NIYANIYA GOO
*SNSでも育児漫画を公開しています*
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